前ページのあらすじ
正多面体が5種類しかないことを,
方程式を使って証明するというテーマを提示しました。
また,その証明には,
次の3つを利用することを示しました。
- オイラーの多面体定理
- 正多面体の頂点や辺の数を計算する問題
- 文字の値が整数であることが前提の方程式
ヒント1 文字の設定
正$\;p\;$面体の1つの頂点に正$\;n\;$角形が$\;m\;$枚集まるとします。
このとき,正$\;p\;$面体の頂点の数や辺の数を,
$p$,$n$,$m$ で表すことができますね。
それをオイラーの多面体定理に代入してください。
短いですが,最初のヒントとしては
これくらいにした方が良いでしょう。
興味ある方は,ぜひこの先を考えていただければと思います。
次ページの内容
上のヒントに従って代入を行うと,
方程式ができます。
その方程式を整理し,簡単にした形を示します。